株式会社ダブルループにインタビューしてきた!
今回は株式会社ダブルループの代表取締役 福田 英明 社長に同社の営業手法についてインタビューをさせていただきました。
会社概要
会社名 | 株式会社ダブルループ |
設立 | 2010年5月 |
所在地 | 〒102-0072 東京都千代田区飯田橋2-8-5 多幸ビル九段8階 |
WEB | https://www.doubleloop.co.jp/ |
事業内容 | WEBソリューション事業 グラフィックデザイン・ロゴ制作事業 セミナー講演・研修事業 ダイレクトマーケティング事業 |
WEB・ホームページ制作会社の営業手法
取り扱い商材・サービスについて
弊社は企業や士業事務所様を対象にホームページの制作を行っております。
またホームページやWEBサイトの制作に加えて、WEBから問合せを増やす、いわゆる集客に関してのコンサルティングも行っております。
具体的にはWEB戦略の構築から戦略に基づいた広告運用の代行などまでサポートしております。
あと、facebookページの制作やfacebookでの広告運用代行を行っていることも弊社の特長と言えますね。
ターゲット顧客について
弊社の営業のターゲット顧客をわけるとするならば大きく2つに分類できます。
1つがホームページやWEBサイトを制作したいと考えている企業。もう1つは士業事務所です。
士業事務所については弊社のグループ企業であるFIS DESIGNSが士業専門のホームページ制作会社として案件を引き受けています。
ターゲット顧客への営業について
弊社では営業らしい営業は行っていません。
しいてあげるのであればお客様やパートナー企業様からセミナー登壇のご依頼があった場合のみセミナーに登壇し、営業活動を行っているということくらいです。
というのも、弊社はWEB制作会社というよりもWEB集客支援会社です。
WEB会社がテレアポのような新規顧客開拓を行ったら、見込客である企業や士業事務所の皆さんはどのように思うと思いますか?
その通りで、WEB制作会社たるもの、WEBからしっかりと集客することが何よりの実績ですからね。裏を返せば、皆さん「この会社、WEBから問合せしたくなるホームページの作りをしているな!」というWEB制作会社に依頼してはダメです(笑)
話が逸れましたが、上述の理由より弊社ではWEBからの問合せと口コミにより新たお客様からのご依頼が多く寄せられています。
口コミによる顧客獲得のコツ
よく経営者の方から「御社のように口コミで紹介をもらうにはどうすればいいの?コツとかあるの?」とご質問をもらうことがあります。
正直に申し上げてコツはありません。
紹介をもらおうとして仕事をしているのではなく、ただただクライアント(顧客)の要望に愚直に応え続けている結果としてご紹介をいただけています。
1つコツを挙げるとするならば、クライアントが望んでいること以上の仕事を行う、ということです。
つまり期待以上の効果を発揮するための仕事をするのです。
期待を超える仕事を積み重ねていくと、信頼が生まれ、信用に繋がり、仲の良い企業に弊社を紹介してもらえているのだと私は考えています。
WEBから集客するコツ
「ホームページ制作」「WEB集客」といったキーワードでWEBから集客しようとすると、検索結果で上位表示させるには途方もない労力がかかると思います。
実際、弊社も上位表示されていません。
ではどうするのか?というときに、ロングテールSEOと独自商品の開発です。
弊社ではfacebookが日本に登場して間もない頃からfacebookページ制作のサービスをスタートしました。
そしてそれと同時にfacebookページの有効性やページ運営のコツを弊社ホームページ上でブログとして書き溜めています。
こういった日々の積み重ねもあって、「facebookページ 制作」では(2017年3月現在)Googleにて検索1位に表示されます。
またグループ会社のFIS DESIGNSでも同様に士業におけるブログを掲載していますが、こちらは「税理士 SEO対策」というキーワードでGoogleにて1位で表示されます。
「税理士 SEO対策」の検索ボリューム自体は少ないのですが、同様に複合的なキーワードで上位表示されること=ロングテールSEO対策が出来ていることから、おかげさまで多数のお問合せをいただくことが出来ています。
これからの営業について
こんなことを言ったら、このインタビュー自体のちゃぶ台をひっくり返してしまうかもしれませんが、これからの時代、営業よりもマーケティングが重要であると考えています。
私が考えるマーケティングというのは
「お客様に自社の商品やサービスを認知させ、買いたいと思わせる仕組み」のことです。
営業は
「マーケティング活動で説明しきれないことを人間が補足する活動」だと考えています。
営業を強くしようと考えると、人を雇わなければならないし、マネジメントが必要になります。つまりコストや人間関係というリスクが発生します。
一方でマーケティングはヒトいらずです。
なので、マーケティングを徹底的に磨いて、WEBを介しての自動営業でクロージングまで完結させることを理想として改善を進めています。
自動営業とまではいかずとも、半自動くらいまでをITで実現し、最終的なクロージングや契約フェーズのみを営業マンが対応できるようすることが当面の目標です。
福田社長、ありがとうございました!